お知らせ
- 2022/01/04
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年頭のご挨拶
新年おめでとうございます。
年頭にあたり、日頃より東京都生協連にご支援、ご協力賜っております皆様に心より御礼申し上げるとともに、ここに謹んでご挨拶申し上げます。
新型コロナウイルス感染症が初めて国内で確認されてから2年が経ちます。昨秋から国内の感染者数は大幅に減少し社会経済活動は回復基調にありますが、世界を見渡すと現在も感染者数が過去最多を更新する国がある中、感染力やワクチンの有効性が懸念される新たな変異種(オミクロン株)の感染が広がっており、「感染拡大へ備えるとともに冷静な対応が必要である」とWHO(世界保健機関)は警鐘を鳴らしています。日本は現在入国制限などの水際対策を実施していますが、国内における人流はすでに増加傾向にありますので、引き続き感染対策を徹底するとともに、会員生協および関係各団体の皆様、ならびに東京都関係部局の皆様との情報共有と連携を大切にしていきたいと思います。
今年も感染状況や対策によって東京都生協連の諸活動にさまざまな制約が生じるものと思いますが、オンラインによる企画やコミュニケーションを積み重ねたことで、直接の対面や参集とほぼ遜色ない環境を整えられるようになってきました。その経験を活かして、今年はオンラインと参集を組み合わせたハイブリッド形式も取り入れながら、SDGsの達成につながる地域社会づくりへの参加、消費者市民社会の実現、平和と核兵器廃絶の取り組み、気候変動に関わる課題や地球温暖化とエネルギー問題、生活弱者支援、防災・減災、多様性の尊重とジェンダー平等の課題などに引き続き取り組んでまいります。
おかげさまで、東京都生協連は昨年創立70周年を迎えました。新型コロナウイルス感染拡大の影響で式典の中止や予定の変更などを余儀なくされましたが、昨年3月時点で会員生協組合員数は303万人を超え、世帯加入率(地域生協)は33.4%、事業高は3,974億円という規模に成長しています。これは東京都生協連をつくり上げてきた先達の皆様と、長きにわたり当会をご支援いただいた会員生協および関係各団体の皆様が築いてきた揺るぎない礎があったからに他なりません。
ここに改めて敬意を表するとともに、心より感謝申し上げます。
結びに、「新たな発想・様式」への転換点となる2022年は東京都生協連の第6期中期計画の初年度にあたります。当会に求められる役割を果たすために、関係する皆様のお力添えをいただきながら前進していく決意をお伝えするとともに、皆様のご健勝とご多幸を祈念申し上げ、年頭のご挨拶とさせていただきます。
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東京都生活協同組合連合会
会長理事 村上 次郎 |
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