男女平等参画-詳細
2008/02/20|活動報告(男女平等参画)
生協のワーク・ライフ・バランス実現をテーマに公開学習会
生協のワーク・ライフ・バランスの実現に向けて なぜ、どのようにして、WLBを進めていくか?
男女平等参画推進委員会公開学習会報告
1月29日午後、東京都生協連会館で、「ひとりひとりがいきいきと暮らしていくために~生協のワーク・ライフ・バランスの実現に向けて」をテーマに公開学習会が開催されました。 主催は東京都生協連男女平等参画推進委員会で、参加者は9生協から50名。その多くは会員生協で男女平等参画を担当する職員と人事・教育を担当する職員で、関心の高さがうかがえました。
東京の生協は現在、「男女平等参画推進のための第二次行動計画」に取り組んでいます。諸課題の中でも「ワーク・ライフ・バランス」の実現着手が当面の最も重要な課題であるとの共通認識の下、会員生協の協力を得て、「男女平等参画状況調査」を行っています。 東京都生協連は03年6月、東京の生協における男女平等参画を推進するために初めての調査を実施し、分析結果を基にアクションプランを作成しました。調査から5年を経過した今、現況について把握し、課題解決に前進するため基礎データを集約しています。
今回の公開学習会は、「ワーク・ライフ・バランスのとれた働き方について-なぜ、どのようにして、WLBを進めていくか?-」と題した、水町勇一郎氏(東京大学社会科学研究所准教授)の講演で、WLBを基点に、欧米の取組と日本との対比、日本の企業の取組と問題点、関連法規など、幅広い視点から要点を抽出してのお話を伺いました。
水町准教授の講演のなかで印象深かった言葉は、
・ 男性の中には女性に対し無意識の差別意識がある
・ 労働ビッグバーンの中でのWLBに対する理念の明確化と そのプロセスの「開放性」と「透明性」の担保
・ 問題解決に向けた「集団的コミュニケーション」による問題の 発見、解決、そしてなによりもその「予防」が重要 等でした。
次回は6月に東京の生協の経営トップによる「ざっくばらんとーく」を開催予定です。
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