2008ピースアクション in TOKYO &ピースパレード開催
~HIBAKUSYAの声を 世界の人々に伝えましょう~
2008ピースアクション in TOKYO&ピースパレードは、核兵器の廃絶と戦争のない平和な世界の実現をめざして東京から平和のアピールを発信しようと、東京都生協連平和活動担当者連絡会、NPO法人東京都地域婦人団体連盟、東京都原爆被害者団体協議会(東友会)の3団体による主催、日本生協連の協賛で、5月19日に渋谷の東京ウィメンズプラザで行われ、7生協が参加、全体で200人の参加がありました。
東京地婦連秋元洋子さんの司会で、東京都生協連理事で東都生協副理事長の宗村弘子さんからの挨拶の後、ピースコンサートで幕を開けました。
●ピースコンサート
ジャズピアニスト河野康弘さんによるピースコンサートは、力強いピアノ演奏と参加者を巻き込んだ歌で会場が一体となり、最後はWe are the worldの曲に日本語の歌詞を付けた「こころと こころの ハーモニー」をみんなで歌い平和の思いを一つにしました。

●「核兵器のない世界を求めて50年」東友会の活動
ビキニ被災を機に1955年日本の被爆者が立ち上がり、1958年に「原水爆のない平和」を願い東友会が結成され今年で50年。この間の活動の歴史を、東友会 飯田マリ子会長から報告がありました。
「核兵器は人類と共存できない」「世界のどこにもヒバクシャをつくらせない」という一貫した思いで続けてきた活動の歴史をお話いただき、「原爆許すまじ」というメッセージは参加者の心に大きく響きました。
●広島市長、長崎市長からのメッセージ
秋葉忠利広島市長、田上富久長崎市長のメッセージが、それぞれ東京事務所長により伝えられ、核兵器廃絶への決意とピースアクションへの期待が表明されました。
広島市長メッセージ(PDF)
広島市長メッセージ(PDF)
●参加団体リレートーク
コープとうきょう、東京マイコープ、東京地婦連、東都生協、大学生協、全労済東京都本部、東京西部保健生協、東京南部生協のメンバーが、次々に登壇して平和活動の紹介や決意を述べました。
参加生協からは、ヒロシマ、沖縄への平和の旅、東京大空襲の戦跡めぐり、ピースコンサート、学習会など、さまざまな取り組みが報告されました。
●核兵器廃絶に向けたアピール
最後に、集会アピールをコープとうきょうの池田智子さんが朗読し、拍手で採択して閉会しました。なお、このアピールは核保有国の元首へ翻訳して送付することにしています。
「2008ピースアクションin TOKYO」アピール(PDF)
●ピースパレード
青山通りを正午過ぎに出発、宮下公園までの道のりを約1時間かけて、"核兵器廃絶"のメッセージを横断幕や背中や胸につけ、アピールしながら歩き通しました。
沿道で出会った人々に、"平和の花を咲かせましょう"のメッセージを込めて花の種2000袋(全労済東京都本部提供)を配りながら平和の大切さと核兵器の廃絶を訴えました。