平和-詳細

2009/05/08|活動報告(平和)

2008ピースアクション in ヒロシマ参加報告

東京都生協連 2008年度 ピースアクション in ヒロシマ 報告

日 程 8月5日(火)、6日(水) photo
参 加 東京保健生協(22名)、東京葛飾医療生協(3名)
東京ほくと医療生協(9名)、全労済東京都本部(13名)
東京マイコープ(7名)、東京南部生協(2名)、東都生協(9名)
事務局 生原、佐藤、大坂、近藤、新田  計70名

小学生7名、中学生2名、高校生1名、大学生1名を含む70名という大勢の参加となりました。また、9組の親子、東京保健生協からは若い職員と、子どもから高齢の方まで幅広い参加がありました。
初日は、飛行機の遅れもあり「虹のひろば」への参加が途中からとなりましたが早坂暁氏の講演や展示コーナーを見学することで、核兵器廃絶の必要性をあらためて考える場となりました。
虹のひろば終了後には平和公園や市内のフィールドワークを、2日目は平和記念式終了後から新幹線の時間までの組み立ても各単協工夫を凝らし有意義に過ごしていました。
東京都生協連のヒロシマ行動のメイン企画でもある「被爆者の皆さんとの交流会」は、被爆者の方の高齢化が進む中「次年度からは難しいかもしれない」と広島医療生協の担当の方に言われていましたが、長年の悩みや苦しみを抱え63年の日々を生きてこられた方々のメッセージは力強く参加者の胸に響きました。

目 的

  • 継承と警鐘
    • 被爆体験の継承として、これからにつなげていくために私たちの役割と私たちから発信できる事を考えていきます。
    • 実体験としての「原爆」を次世代に伝えていくことは、核兵器の非人道性をあらゆる人々に広げていくことであり、未来への警鐘であることを共有します。
  • 全国の平和の活動を持ち寄り、ピースアクション in ヒロシマを「つながりと交流の場」とし、核兵器も戦争もない平和な世界を願う「ヒロシマのねがい」を共有します。

 

8月5日(火)

【虹のひろば】

虹のステージでは、被爆の証言として作家、脚本家の早坂暁氏のお話、広島市長挨拶を聞き核兵器廃絶への思いを強くしました。
また、虹のひろば合唱団によるコーラスは、参加者の心に大きく響きました。全国の活動を持ち寄っている展示コーナーや子ども達のためのコーナーも多くあり、親子で学び考える場となったとの感想もありました。

虹のステージ

photo

展示コーナー

【被爆者の皆さんとの交流会】

photo親子のグループ(小学生と親)、大人2グループの3グループに分かれての交流としました。
実体験された方々のお話は、強く心を打ちました。
〈参加者の感想から〉
・「二度と被爆者を出してはいけません」という言葉に表されているお話を伺い、苦しみが後世にまで続く怖さを感じ、私たちも「何かやらなくては」という気持ちになった。

photo

1グループ

photo

2グループ

photo

3グループ

【原爆死没者慰霊式並びに平和祈念式】

広島市長の平和宣言と子ども達の平和の誓いは、強く心を打ちました。

photophoto

【まとめ】

一泊二日のタイトな旅でしたが、充実した内容だったとの感想が多くありました。親子参加、中学生、高校生、大学生という若い人たちの参加が多くあり、ピースアクション in ヒロシマへ参加し学んだ事をまとめ、学校の自由研究にするというお子さんもいました。被爆体験の継承として、これからにつなげていくために私たちの役割、私たちから発信できる事を考えることができました。