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2010/12/27

「第9次東京都交通安全計画」に対する意見を提出(2010年12月16日)

2010年12月16日、東京都青少年・治安対策本部総合対策部交通安全課に下記の意見を提出しました。
 
東京消費者団体連絡センター
代表委員
                           NPO法人東京都地域婦人団体連盟 川島 霞子
主婦連合会                 河村真紀子  
東京都地域消費者団体連絡会     内藤 裕子
新日本婦人の会東京都本部       根本かおる
東京都生活協同組合連合会       竹内 誠
大田区消費者団体連絡協議会     〆野 啓子
葛飾区消費者団体連合会        谷茂岡正子
事務局長                   矢野 洋子
 
                 
「第9次東京都交通安全計画」に対する意見
      
人命尊重の理念に立って、各種機関との連携や協力は欠かせないものであり、その上で各種施策の着実な推進を図っていらっしゃる姿勢には敬意を表します。
  私共の活動の中に、10月中旬に開催される東京都消費者月間「交流フェスタ」がありますが、その際「駅前放置自転車クリーンキャンペーン」のチラシ等を配布させていただいておりますが、その際寄せられたご意見と、東京消費者団体連絡センター定例会での意見交換の中で一番多かったのは、自転車のマナーの悪さに対する徹底した対策が急務であるという声でした。
歩行者を守ることを最優先に考えた施策を是非講じてください。特に危険にさらされている「子ども」や「お年寄り」を事故から守るためにも、交通ルールの徹底と取締りの強化を行い、是非啓発に向けた取り組みを位置づけてください。また、様々な情報を発信していただきながら、みんなが気持ちよく生活できる環境づくりに、お力を添えていただきたいと思います。
 
以下、今回の東京都交通安全計画について意見を述べさせていただきます。
 
2.「道路交通環境の整備」について
・自転車はどこを走るのかのルールを、周知徹底するための施策を講じてください。「歩道は歩行者が安全に歩くことができてこそ歩道としての役割を果たす」わけで、自転車購入の際には「道路交通法」も含め、自転車走行の規則を講習する機会を、きちんとした位置づけとして組み込んでいただきたいと考えます。
 
3.「交通安全意識の啓発」について
・自転車にも自動車並みの取締りを徹底してください。
 
4.「道路交通秩序の維持」について
・駐輪場がまだまだ足りません。駅前に放置されている自転車が絶えないのは、駐輪スペースの数が絶対的に足りないということも、理由の一つに挙げられるかと思います。駐輪場の確保は急務であると考えます。

・地域ごとに状況に違いがあるとはいえ、「町づくり」の段階で、どのような観点で車道・歩道・
    自転車用道路を作るかを念頭に入れた作り方をしていく必要があります。自転車専用レーン
    のあり方や自転車の「レンタルサービス」の推進についても検討をお願いします。

 
                                                        以上